設計・監理業務報酬について
設計業務は使用材料・使用設備の高価・安価に関わらず、同等の時間と労力が費やされます。
工事金額に対する比率計算ではなく、主に「広さ」と「用途」、「工事内容(新築・改装)」に応じて設計監理料を算出するようにしております。
詳細につきましては、事務所までお気軽にお問い合わせください。
基準となる設計監理料には下記の項目は含まれておりません。
・建築確認申請の申請手数料及び中間、完了検査申請手数料
・事前調査及び測量・診断経費(改装工事の場合)
・確認申請以外の法定手続き業務が発生する場合
(各種自治体条例許可申請、長期優良住宅適合証明の申請、住宅エコポイントの申請等)
・構造設計及び設備設計の委託費
・遠方への出張及び宿泊費
お支払時期は、
①調査・企画業務委託契約時
②基本設計完了時(設計監理契約
③実施設計完了時
④工事中間時(上棟)
⑤工事終了引き渡し時
にそれぞれ頂いております。
(ただし、設計業務から監理業務までが短い期間で終了する場合は、工事完了時にまとめて頂く事もあります。)
契約後、依頼者側の都合により、計画を途中で中止された場合、計画の変更や、減額に伴う大幅な設計変更が
発生した時にも計画段階に準じた作業経費を頂くことにしております。
業務報酬に対する考え方
契約書は「四会連合協定 建築設計・監理業務委託契約書」に基づき、
契約を交わして頂くことにしております。
当事務所では、業務契約を「調査・企画業務」と「設計監理業務」の2つに分割しております。
設計の業務は建築主と初対面から始まることが多く、最初から「設計監理契約」を
結ぶ事は双方とも不安があり、現実的ではないと考えております。
「調査・企画業務委託契約書」をはじめに交わし、現地調査や、土地、建物の法定確認を行いながら、
お互いが信頼しあえるパートナーであることを確認しつつ、基本計画、そして「建築設計・監理業務委託契約」と
進めております。
「建築主」「設計事務所」「施工業者」との関係は、極めて重要なものがあります。
三者の間に「不透明な要素」が存在するような関係では、決してよい建物は存在しないと考えております。
株式会社 鳥羽知夫建築設計事務所